中国企業、工業団地への投資に殺到 「WHA・アマタ」が大規模土地購入を加速

<p></p><p>貿易戦争の影響で中国企業がタイに生産拠点を移転する動きが活発化し、「WHA」「アマタ」「304工業団地」などの工業団地に恩恵をもたらしている。土地販売が好調で、大規模な土地取得を進めて投資家の需要に対応している。主なポイントは以下の通り:</p> <ol> <li>2024年第1四半期の外国直接投資(FDI)は16%増加し、1,693億2,200万バーツに達した。</li> <li>中国からの投資申請額は425億3,900万バーツで、シンガポールに次ぐ2位。</li> <li>WHAグループは7月に中国のハイテク企業との大型取引締結を予定。数百ライの土地取得を計画。</li> <li>WHAは2024年の土地販売目標を2,275ライに設定。うちタイ国内が1,650ライ、ベトナムが625ライ。</li> <li>アマタ・コーポレーションは2024年の土地販売目標を4,000ライに設定。前年の1,800ライから大幅増。</li> <li>アマタは中国投資家向けの「タイ-中国工業団地」の拡張を計画。約2,000ライの追加取得を検討中。</li> <li>304工業団地も中国からの投資が好調で、前年は1,000ライ以上の販売実績。電子部品産業からの需要が高い。</li> </ol> <p>工業団地各社は、クリーンエネルギーの供給や環境対策など、投資家のニーズに応える施設整備も進めている。中国企業の生産拠点移転の動きは今後も続くと見られ、タイの工業団地セクターにとって追い風となっている。</p> <p style="font-size:13px;">2024年6月12日 プラチャーチャート・ビジネス・オンライン</p>